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平成19年11月10日(土)、標記の催し物が京都府医療推進協議会(以下、本会と約します)の主催で開催され、本会の構成団体である京臨技もPRイベントとして参加しました。当日は穏やかな秋晴れの中、京都市左京区岡崎にある会場の京都勧業館「みやこめっせ」はさわやかな空気に包まれ、多くの参加者を期待できる日和でした。医療関係の団体や法人が一同に会し、それぞれの専門業務に関して資料や用具・パネルを掲示し、検査の実演や相談を通じて府民との交流を図りました。お堅い講演会の聴講席にも多くの人が座り熱心に聞き入っていました。締めくくりは豪華賞品(?)の出る「お楽しみ抽選会」、これには各ブースのスタッフも加わり一喜一憂、まずは盛況に終了したと思います。
京臨技は検査実演として輸血検査研究班による血液型検査を行い、また臨床検査の項目や検査値の説明およびパンフレット配布を行いました。出務は輸血研究班から相田幸雄班長(京都南病院)および多気秀和副班長(京都第一日赤病院)、医療推進協議会担当理事として江見安一理事(京大病院)および白井孝夫理事(京大病院)、運営協力理事として白波瀬浩幸理事(京大病院)が担当しました。
催事全体としての入場者数は非公式ですが約1000名とのことでした。子供を連れた若い家族連れも来場していましたが、70代以降の人が多くを占める印象でした。
本会でのシンポジウムについても紹介する必要があります。国の医療費抑制策として「医療や介護が必要なお年寄りが多く入院している療養病床を5年後には半分以下にする」としています。介護や入院の必要な人がさらに増えていくことは自明のことであるのに、その受け皿に関してはこれから考え、地方や医療機関に責任を押しつけようという政策です。医療難民や介護難民が発生しかねないこの危機を回避するために、「平等で安心できる医療体制の堅持、療養病床削減の見直し、患者の負担を増やさない、日本の経済力に見合った医療費の確保」を本会は決議採択しました。公益法人としての京臨技もが府民に向けて医療についての啓蒙活動をする、あるいは交流をすることは論を待たずとも今後の重要な課題と考えています。今回のイベントで京臨技のブースを訪れた人は入場者数を考慮すると少ないと言えます。来訪者と対話した際の生の要望は検査の受診そのものへの期待でした。たくさんの人が興味を持ち、参加してくれるイベント開催を通じ、医療情勢の維持発展への理解と期待を府民に伝えていく必要性を考えさせられました。(文責:白井孝夫)
【輸血検査実演】
今回、輸血研究班で行った事は、ABO血液型オモテ検査(スライド法)の実演と試験管法での反応モデルの展示を行いました。実際に来られた方を採血して検査する事はできませんので、こちらで用意した既知検体で実演を行いました。ポスターなどの掲示物以外はテーブル上に試験管法の各血液型の反応モデルとスライド法の試薬やプレートがあるだけですのであまり目を引くものではありませんでしたが、40名弱の方が技師会のブースに来られました。実際に血球が抗血清と反応して凝集していく様子には、「ほぅ。」と声があがり興味を示されていました。
また、血算、生化学の検査項目を簡単に説明した資料をこられた方に配りました。(文責:輸血検査研究班 相田幸雄)
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